グローバルインターンシップ宴 - 教育関係者向け概要
私たちは留学生の就職支援と人材育成に取り組んでいます。このページでは、教育関係者の皆様に向けて、学生に提供している教育内容と指導方針をご紹介します。
組織・事業概要
法人情報
法人名:一般社団法人 Transcend-Learning
代表:吉田 圭輔
設立:2020年 4月 1日
所在地:大阪府大阪市中央区北久宝寺町3丁目1-6 船場ミッドキューブ3階
事業内容
  • 外国人留学生就職促進支援事業
  • 人材育成に関する研修会、セミナー、講演会の企画、運営、管理および実施
  • 日本語・日本文化教育カリキュラムの構築および指導者の育成、支援事業
産学連携事業として多数のプロフェッショナル集団で構成しています。
他 代表実績
  • 公益財団法人大阪観光局 事務局:留学生支援コンソーシアム大阪 就労部門委員長
  • 関西経済連合会 事務局:関西高度外国人材活躍地域コンソーシアム コーディネーター受託業務(2024・2025)
  • 独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ):高度外国人材スペシャリスト受託業務(2023・2024・2025)
  • 株式会社TRACE-CARRER 代表取締役
実績:経済産業省  近畿経済産業局 華やかアップaward 特別賞 2024
キャリア教育の指導方針
私たちは学生に対して、自分のキャリアを見つける方法として「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(すべきこと)」のフレームワークを活用しています。これらが重なる部分を仕事にすることで、やりがいを感じながら仕事ができると指導しています。
ただし、人も会社も仕事も変わり続けるため、常に自己分析と環境分析を行うことの重要性も伝えています。
留学生の就職活動における課題
京都大学・大阪大学・大阪公立大学・関西学院大学、立命館大学、関西大学、同志社大学など200名へのアンケート結果に基づき、留学生の就職活動における主な悩みを分析しています。情報収集の方法、自己分析、経験の言語化などが主な課題となっています。
キャリア支援教育の自己分析モデル
学生の就職活動の悩み(能力を培っても、社会で実装し、自己を確認できる場がない)に対応したモデルを構築しています。自己分析と目標設定を通じて、学生が自分の強みと弱みを理解し、成長させるべき能力を明確にできるよう指導しています。
思考力の育成:
ロジカルシンキングとラテラルシンキング
ロジカルシンキング
(論理的思考力)
物事の順序や成り立ちを言語化して論理的に説明できる能力
例:チョコレートを分ける問題で「1個ずつ分けて、残り一つを半分にする」という解決策
ラテラルシンキング
(水平思考)
先入観なく、自由に考えられる能力
例:チョコレートを分ける問題で「チョコを溶かして均等分配する」という解決策
クリティカルシンキング(批判的思考)
本質を議論していく思考
例:チョコレートを分ける問題で「一個を省いて、公平に分ける」という解決策
学生には様々な思考法を教え、問題解決に多角的にアプローチする力を育成しています。
社会人基礎力の育成
経済産業省が提唱する社会人基礎力の3能力12要素を基に、学生の能力開発を支援しています。課題解決型インターンシップを通じて、学生自身が自分の強みと弱みを認識し、成長させるべき能力を明確にできるよう指導しています。
自己評価・目標設定の指導
自己評価・目標設定シート
  • Will, Can, Mustのフレームワーク
  • Willの自己分析
  • Canの自己分析
  • 自己評価
  • 参加についての目標設定
実習日誌
  • 業務内容と自己評価
  • 成長目標・行動目標に向けて取り組んだ内容と自己評価
振り返りシート
  • 本プログラムでの気づき
  • 将来の夢、志
  • 今後成長させるべき能力
  • 向上させる能力と行動計画
学生には定期的な自己評価と振り返りを促し、成長の過程を可視化できるよう指導しています。
日本社会・世界で今後求められるスキル
経済産業省の未来人材ビジョンに基づき、現在求められるスキル(注意深さ・責任感)と将来求められるスキル(問題発見力・的確な予測・革新性)の変化を学生に教えています。
採用トレンドの変化と対応
大手企業が「ガクチカ」を聞かない採用方式に変更するなど、採用トレンドが変化しています。プレゼン選考では「入社後にその職種でどのような課題に取り組みたいか」というテーマでプレゼンテーションを行い、論理的思考や問題解決能力が評価されます。
このような変化に対応できるよう、学生にはプレゼンテーション能力と論理的思考力の育成を重視しています。
論証型とアイデア提案型の思考法
論証型
なぜ(why)や何(what)に対する型
  1. テーマ(問い)を設定する
  1. テーマに関する資料・情報を収集
  1. 情報の整理・分析をして問いに対する答えを考察
  1. 考察して出した答えを文章にまとめる
例)日本の野生動物のレッドリスト指数が低下しているのはなぜか。
アイデア提案型
どうする(how)に対する型
  1. 現状の課題を発見する
  1. 課題に関する資料・情報を収集
  1. 情報の整理・分析をして解決策を考案
  1. 解決策をプレゼンテーションなどで提案する
例)T市のゴミ排出量を現状の1/2にするにはどうすればよいか。
学生には両方の思考法を教え、状況に応じて適切な思考法を選択できるよう指導しています。
SDGs教育の実践教育教材を使用しています。
大学のセミナー・講義で使用するSDGs教材を通じて、地域課題 企業課題 業界課題取り組みを紹介しています。大学教育の中で、学生に認知してもらうことが可能になりました。自治体イベントなどでも使用しており、学生が実社会の課題に取り組む機会を提供しています。
クリティカル思考の育成
問題の発見
現状と理想(あるべき姿、目標)とのギャップが生じている状況を認識する
真の問題の特定
表面的な問題ではなく、根本原因を探る
課題の設定
問題を解決することを目的とした行動予定、意志を明確にする
学生には「真の問題を発見する力」を育成するため、クリティカル思考のプロセスを教えています。表面的な問題に対処するのではなく、根本原因を探り、適切な課題設定ができるよう指導しています。
メンターによる支援体制
支える
学生が自ら考え行動できるよう支え、困った時に相談できる存在になります。
つなぐ
多文化チームのコミュニケーションや協力を促し、橋渡し役を担います。
伝える
実務経験の知識を伝え、学生の視野や課題解決力を広げます。
学び合う
学生と共に学び合い、成長できる場をつくります。
伴走する
インターンシップの企画から発表まで、学生の挑戦を伴走しサポートします。
インターンシップには社会人メンターが付き、学生の成長を多面的にサポートします。メンターは「支える」「つなぐ」「伝える」「学び合う」「伴走する」という役割を担っています。